善き人々に出逢う旅 令和7年7月

多くの人々との出逢いに学ぶ

5月の穏やかな日々に

5月26日  女性会大掃除

 北海道の5月は、例年温暖な日が続き、様々な種類の花々が咲き誇る。爽やかな風が流れ、青い空が眩しい日が続くのだが、今年は気温が低く、雨模様の日が多かった。
 久しぶりで穏やかなこの日。「法光寺女性会」主催の大掃除の奉仕の為に、沢山の方に参集して頂いた。本堂をはじめ、龍神堂や位牌堂そして檀信徒会館を、それぞれ手分けして、念入りに磨いて下さった。
「諸堂に安置された仏様やご先祖様が、きっとよろこんで下さっているでしょう」女性会会長様のご挨拶に、頷く参加者の皆様のお顔も、ピカピカに輝いて見えました。

5月30日 釈尊降誕会法要

 諸般の事情により、月末になってしまった今年の「降誕会花まつり」。法要のあとに、会館のステージに、素敵なゲストをお招きした。
 おとなりの様似町で活動されている「民翔会」の3人に、民謡を披露して頂いたのだ。
 会を指導している三味線の小野先生と太鼓の清水さんという2人の女性。そして唄を担当されたのは、お檀家さんでもある坪正利さん。90歳を越えてなお矍鑠とされている坪さんは、声高らかに歌われた。コロナウィルスが発生する前は、毎年民謡の全国大会に出場されていたそうだ。その後、人前で歌う機会はほとんどなく「歌詞を間違えないだろうか?」と、不安も口にされていたが、それを払しょくするような堂々とした歌声。『道南口説節』などに、拍手喝さいを浴びた。
 最後は、参詣の皆さんも一緒に『花笠音頭』『ソーラン節』を歌って、大変盛り上がった。
高齢になっても、好きな事を忘れず楽しみながら、人前にたつことを物おじしない、坪さんのお姿は、多くの人に感動を与えた。
 最近はお身体の変調を訴え「お寺まいりも伺えなくて、すいません」と、おっしゃる方も増えたが、坪さんの存在は、多くの皆さんに、元気を示してくれたように思う。

6月の暑い東京の夜に

6月12日 銀座で「ミートアップ」参加

 月はじめから全国で夏日の日が多い。朝の気温10度少しのえりもから、帯広空港に向かい、午後の飛行機で東京へ。
 拙僧が理事をつとめる「育児総合研究協会」では、数年前から「学校と様々な職業のプロフェッショナルをオンラインで繋いで、自身の仕事の話を伝えるキャリア教育プログラム(tobiraドリームプロジェクト)」を、展開している。多くの企業の協力を得ながら、全国各地の小中高、大学、専門学校などで、子どもたちが選択して無償で話を聴き、学ぶことができるということで、高い評価を得ている取組である。会議や、打ち合わせも、殆どオンラインで進めているので、スタッフとプロフェッショナルの方々が、直接対面する機会は少なかった。そこで、協賛企業の方々や、教育関係の皆さん、そしてプロフェッショナルの方々と運営スタッフが一同に会する「ミートアップ」が、企画されたのだ。
 夕刻6時半の開始前から、会場には続々と参加者があらわれた。総勢約50人近く。立場や年齢、職種の異なる方々が、交流する機会に参加するのは久しぶりである。いわゆる異業種の交流会は色々と開かれているが、自己の利害のために、人脈を広げることを目的としたものになりがちである。しかしここに集った人々は、子供の未来を見据えた活動に共感、賛同された方々ばかりであるから、最初から雰囲気が違っていた。皆が興味津々で、同じテーブルに座った人の実践や体験に、耳を傾ける活き活きとした時間が流れていた。

 「名刺交換の前に乾杯の挨拶を」と依頼されていた拙僧は、挨拶に付け加えた。

〈仏教の言葉に「感応道交」があります。
本来は、仏の感(働きかけ)と、それを感じる人の心(応)が通じ合い、相交わる意味です。
また師匠(教える者)と弟子(教えられる者)の気持ちが通じ合うことにも、使われますね。
 伝える側と、それを受け取る側に「感応」が通じ「道交」が響き合う。そんなプロジェクトでありますように、これからも皆さんの益々のご活躍をお祈り致しまして~ 『乾杯』〉

(続く)


「民翔会」のステージ模様

「育児総合研究協会」第一回ミートアップ